HACHIBAN BLOG
ビール豆知識(黒ビール)

ビールって、いろんな色がありますよね。
金色や茶色や赤みがかったものや黒いもの…
八蛮の黒ビールも結構、濃い色をしています。
この色、どこから来るのでしょうか
実はビールの色はほぼ麦芽の色で決まります。
八蛮では
写真のカラメル麦芽と
ほんの少しのロースト麦芽を使ってます。
ちなみにカラメル麦芽は焙煎したてのコーヒーのような
甘くこうばしい香り!ビールに甘さとコクを加えます。
その飲みやすさから、アルコール度数を感じさせない
危険(笑)な『八蛮の黒』。
ぜひお試しください!
八蛮醸造所の一コマ(黒、仕込んでます)
今日の仕込みは「八蛮の黒」です。 その飲みやすさに、アルコール度数の高さを感じさせない危険な(笑)ダークエールです。 写真は主発酵を終えたばかりの若ビールです。 これは…いい感じじゃないですか(#^.^#) これからの熟成によって液体が澄み、風味も整ってきます。 来月が待ち遠しい!
ビール豆知識(白ビール)
八蛮ビールを初めて飲むお客様から、よくこう言われます。 「ビールが透明じゃないんですね!」 と。 それはなぜかと言いますと、「白ビールだから」なのです。 ドイツで作られている、小麦麦芽をふんだんに使った「ヴァイツェン」や、ベルギーで作られている、 麦芽化していない小麦やオレンジピール・コリアンダーなどのスパイスを使用した「ベルジャンホワイト」 などが代表例です。八蛮では、それらのいい所を生かし独自の技術で醸造を行っています。 なぜ濁っているのか?それは生きた酵母が浮遊していることと、小麦麦芽のたんぱく質のためです。 独特のフルーティーな香り、優しい苦みがクセになります!うーん、さっそく飲みたくなってきました!(笑)
ついに完成!八蛮醸造所、看板!
ばばーん
ついに醸造所の看板が完成しました。
見てください!この迫力! …ちょっと大きすぎましたかね。笑
いっそうブルーパブらしくなりました! これからもうまいビールを作り続けます。
ぜひ看板拝みに立ち寄ってくださいね~
八蛮醸造所の一コマ(イースト添加)
さあ!ついに発酵過程です!仕込んだ麦汁にイーストを添加します。 前回の冷却によってイースト達が活動するのに適温になった麦汁が次々と発酵釜へと送られていきます。 その際、「エアレーション」といってイーストに酸素を与える作業も行います。 これによってイーストが増殖していきます。それから麦汁の糖分をアルコールと二酸化炭素に分解し始めます。 同時に「エステル」と呼ばれるヴァイツェン特有のバナナのようなフルーティーな香りが出始めます。 ここでも雑菌による汚染は絶対禁物ですので、殺菌をしながらの非常にデリケートな作業になります。 写真はビーカーに取り出したイーストです。
あとはイースト達にお任せするのみです。グッドラック![]()
八蛮醸造所の一コマ(麦汁冷却)
煮沸した麦汁にイーストを添加し、いよいよ発酵過程にきました
しかし、このままでは麦汁が熱すぎてイーストが死んでしまいますので冷却する必要があります。

写真のように導管で麦汁を吸い上げ、冷却槽を通して強制的に冷却します。 ここでグズグズしていると、せっかく殺菌した麦汁が細菌に汚染されてしまいます
そうなると、せっかくの仕込が台無しです! 手際よく、殺菌用にエタノールを使いイーストが活躍できる最適な温度に冷却されます。
さあ!次回はいよいよイースト添加です!
ビールの豆知識(ホップ)

雨ですね
こんな時はビールを飲んで、さわやかな気分で乗り切っちゃいましょう!
さてさて、上の写真はなんだかわかりますか? これが八蛮で使用しているホップです。
ホップとはツル性の多年生植物です。 その雌株に付いている毬状の花をビールに使用します。
もともとビールには雑菌の繁殖を抑えるために、 何百年にもわたって様々なハーブや薬草が使用されてきました。 そして、その中でもっともビールに合うものがホップだったというわけです。 ちなみに八蛮では香り高いペレット状のホップを使用しています。
その効果は… 「爽快で華やかな香り・心地よい苦み・泡持ちの向上・防腐効果・穀物臭を抑える」などなど。 ビールをビールたらしめる、とても大切な原料なんです。 麦芽と比べるとほんの少ししか使わないのですが、こんなに活躍しているんです。 なんだかホップって偉大ですよねェ
今日はホップに乾杯![]()
八蛮醸造所の一コマ(ケグ洗浄)
ビールにとって汚れは大敵。
特に酵母入りのビールを作っている八蛮にとっては、 ケグ底に溜まった酵母や麦芽カスをしっかり落とさないと
次回入れるビールがダメになってしまうので洗浄は大切な作業。
そこで、八蛮では大手メーカー様が使っているものではなく、 「ソーダケグ」という、大きく蓋が外せて中まで洗浄しやすいタイプを使用しています。
蓋とバルブを外した状態はどこか愛らしい様子![]()
このケグ洗浄、何が一番大変かと言うと、漂白剤を使った後のすすぎ作業。
洗い流すわけですが、漂白剤が残らないようにするために熱湯を使います。
しっかり洗わなければならないので、熱湯を入れたケグに蓋をしてケグごと振ります。
この時のケグは重くて熱いためなかなか扱いが難しいのですが、それを力いっぱい前後にフリフリ。
この過程の最中、醸造所内はとても暑く、気力も筋力も必要なのでとてもハードですが、
実はこれを早々にクリアしないと次の抽出作業に入れないため、正確さとスピードが同時に求められます。
地味だけどとても大切なヒト作業なのです。
八蛮醸造所の一コマ(煮沸)
なんだか梅雨らしい天気ですね![]()
八蛮は相変わらず、本気でビールを仕込んでますよ~
今日は「煮沸」の説明です。
抽出した麦汁にホップやスパイスを加え、ぐつぐつ煮込むんです。
これには大きく3つの意味があります。
①ホップやスパイスの香りや苦みを麦汁に溶け込ませる
②麦汁を殺菌する
③余分なたんぱく質などを凝固させる
どれも美味しいビールを作るには不可欠な要素なんですね~
甘くて華やかな、優しい香りが醸造所を包んでいく…
えっ、ホップについてもっと知りたいですって![]()
次回はホップのお話です!お楽しみに![]()
八蛮醸造所の道具紹介(木べら)
今回は、地味だけど大切な道具「木べら」のご紹介!
マッシング(糖化作業)や煮沸の際には、このような大きな木べらを使っています。
長さはなんと80センチ!
モデルの身長は170センチ代です。比べてみるとその大きさがわかるかと思います。
うーん、なかなか年季が入ってイイ感じじゃないですか![]()
例えば糖化作業中、
この大きな木べらで鍋の中をかき回すのは、麦芽の重さもあってなかなかの重労働なんです。
ここでビールの出来が大きく左右されるため、まさに縁の下の力持ち。
醸造所の道具として大切な道具のひとつなのです。
次回もお楽しみに!









